ポリスルホン (polysulfone, PSF, PSU) はスルホニル基 (−SO2−) を含む繰り返し構造を持った合成高分子化合物である。多くの合成高分子化合物と同じく疎水性である。ポリサルフォンとも呼ばれる。
ポリフッ化ビニリデン(ポリフッかビニリデン、PolyVinylidene DiFluoride、PVDF)は高耐性、高純度な熱可塑性フッ素重合体のひとつである。
ポリプロピレン (polypropylene) 略称PPは、プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂である。工業的に入手可能であり、包装材料、繊維、文具、プラスチック部品、種々の再利用可能な容器、実験器具、スピーカーコーン、自動車部品、紙幣など幅広い用途をもっている。汎用樹脂の中で比重が最も小さく、水に浮かぶ。強度が高く、吸湿性がなく、耐薬品(酸、アルカリを含む)
ポリ塩化ビニル(ポリえんかビニル、Unplasticized Polyvinyl Chloride、UPVC)または塩化ビニル樹脂とは一般的な合成樹脂(プラスチック)の1つで、塩化ビニル(クロロエチレン)を重合したものである。俗に塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと呼ばれる。軟質ポリ塩化ビニルは、ソフトビニール(Soft Vinyl)、ソフビとも呼ばれている
チタン(titanium)は、原子番号22の元素。元素記号は Ti。第4族元素(チタン族元素)の一つで、金属光沢を持つ遷移元素である。日本で最も一般的な呼び方のチタンとはドイツ語風の読み方だが、チタニウムと呼ばれることもある。これはラテン語風の読み方であり、英語風の読み方はタイタニウムと言う。
ニッケルを主成分する合金でモリブデンやクロム、鉄などの成分量のちがいで、ハステロイB、ハステロイCなどがある。析出硬化型のニッケル基合金に属し、耐酸化性の高いものや耐熱性が高い金属であるため、腐食性環境や高温環境での使用に向くが、物理的強度やクリープ強度、疲労強さは特段の強さを持たないため、構造材には向かない。
ステンレス鋼は、含有するクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜を形成しており、耐食性が高い。ステンレス鋼が作る不動態皮膜は3 nm程のごく薄いクロムの水和オキシ酸化物CrOx(OH)2-x・nH2Oが主体で構成されている。SUS316(オーステナイト系)。Ni (10 - 14%)、Cr (16 - 18 %)、Mo (2 - 3 %)。食器や外科
ステンレス鋼は、含有するクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜を形成しており、耐食性が高い。ステンレス鋼が作る不動態皮膜は3 nm程のごく薄いクロムの水和オキシ酸化物CrOx(OH)2-x・nH2Oが主体で構成されている。SUS303(オーステナイト系)。Ni (8 - 10 %)、Cr (17 - 19 %)、Mo(0.60 %以下の添加ができる)
黄銅(こうどう、おうどう、brass)は、銅Cu と亜鉛Zn の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう。真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多い。最も一般的な黄銅は、銅65%、亜鉛35%のものである。また、銅と亜鉛の割合によって、物性がかわる。